こんにちは、現在妊娠38週目、らすくです!
もういつ赤ちゃんが生まれるかわからない状態まできました。
いざ陣痛や破水がきた場合、心配なのが病院までの移動手段。
家に車があり、家族の方が送ってもらえる状態であればいいですが、陣痛や破水がいつどのタイミングでくるかは誰にもわからず、ひとりぽつんと家にいるときに起こる可能性ももちろんあります。
そんなときの移動手段として便利なのが
陣痛タクシー!
しかし、結論から言うと、私も登録しようと思っていましたが、私の居住エリア(関西・尼崎)は範囲外ということが判明・・!
最終的に、通常配送のタクシーにお願いすることにしました!
今日はその経緯と、陣痛タクシーが登録できない場合の対策について書きたいと思います。
(なお、本記事は、2020年8月に、HPで確認・メール・電話問い合わせを行った結果に基づいて、書いています。)
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そもそも陣痛タクシーとは
陣痛タクシーとは陣痛や破水が来て出産する際に病院まで送ってもらえるというタクシー会社のサービスです。
「マタニティタクシー」「ママサポートタクシー」などの名称で呼ばれていることも!
陣痛タクシーの場合、妊婦が安心して乗車できるよう、例えば以下のような配慮があります。
・研修を受けて理解のあるドライバーさんが来てくれる
・タクシーのシートが汚れないよう防水加工
・バスタオルなどを用意してくださって破水が来ても大丈夫なように配慮
なお、通常のタクシーだと「車内が汚れる」「緊急時のトラブルに責任が持てない」などの理由で乗車拒否される可能性もあるようなので、もしもの場合はできれば陣痛タクシーを使いたいところです。
使い方は、まず「事前登録」が必要になります。
タクシー会社のHPの問い合わせフォームや、メールで、事前に登録の申し込みを行い、その登録先にいざというとき連絡するという形になります。
この事前登録の時点で、自宅住所や行先の産院も登録するので、陣痛の際にスムーズにタクシーを呼ぶことができます。
なお料金について、お迎え料がかかる場合もありますが、通常のタクシーとほぼ変わらないようです。
このように安心・便利な陣痛タクシー。
私も登録してみようと思い、早速「自分の居住地(関西・尼崎) 陣痛タクシー」で検索!
- 第一交通グループ ママサポートタクシー
- フクユタクシー 陣痛タクシー
上記の2社のタクシー会社がヒットしました。
すぐにそれぞれのHPを確認。
結果は以下のとおりでした・・・
第一交通グループ・ママサポートタクシー
まずは1社目、第一交通グループ!
陣痛時だけでなく、子育て中の女性も対象となっているので、便利です!
サービスの特徴としては以下のとおり。
第一交通グループ
サービスの特徴:
- 登録無料
- 24時間(一部地区を除く)・365日対応
- 助産師による研修を受けたドライバーが対応
- 陣痛時はバスタオル・防水シートを準備
- 陣痛時利用の際、料金の支払いは後払いもOK
HPは以下のとおりです。
第一交通グループHP→こちら
第一交通グループの対象エリアは、以下のとおりでした。
対象エリア:
北九州市、苅田町・行橋市、中間市、福岡市、那珂川市、久留米市、大分市、別府市、中津市、佐伯市、島原市、佐世保市、熊本市、宮崎市、日南市、延岡市、鹿児島市、薩摩川内市、いちき串木野市、姶良市、指宿市、鹿屋市、沖縄県、松山市、徳島市、鳴門市、下関市、柳井市、周南市・下松市、萩市、岩国市、広島市、松江市、益田市、浜田市、出雲市(一部)、大田市(一部)、米子市、相生市、神戸市(一部)、芦屋市、西宮市(一部)、尼崎市東部(道意線より東)、姫路市(一部)、京都市洛南、京都市洛西、向日市、八幡市、宇治市、久御山町、城陽市北部、枚方市北部、枚方市南部、寝屋川市、交野市、堺市、河内長野市、富田林市、大阪狭山市、泉佐野市、泉南市、阪南市、高石市、泉大津市、忠岡町、和泉市、岸和田市、和歌山市、岩出市、田辺市、御坊市、白浜町、橋本市、新宮市、那智勝浦町、熊野市、名古屋市(一部)、熱海市、沼津市、松本市西部、松本市東部、諏訪市、茅野市、岡谷市、諏訪郡、大町市、飯田市、佐久市、小諸市、御代田町、立科町、軽井沢町、新潟市西区、甲府市周辺、敦賀市、横浜市、市川市、浦安市、狭山市、高崎市、渋川市、前橋市、水戸市、那珂市、土浦市、仙台市、札幌市、北広島市、函館市
北は北海道から南は沖縄まで、幅広い範囲でサービスを行っています。
登録方法は、第一交通のHP内に専用の問い合わせフォームがあり、
そちらから簡単に登録できるようでした。
幅広くサービスを行っており、サポートも良さそうなためこちらを利用しようと考えていたのですが、
尼崎市は東部のみが対象で、私の居住地は対象外でした・・。
よって、あきらめて次のタクシー会社を確認しました。
フクユタクシー 陣痛タクシー
2社目はフクユタクシー!
サービスの特徴としては以下のとおり。
フクユタクシー
サービスの特徴:
- 24時間・365日対応 最優先で車を手配
- 破水があっても大丈夫、荷物があっても大丈夫
こちらは第一交通グループほどHPに詳細が書かれていませんでした。
HPは以下のとおりです。
フクユタクシーHP→こちら
フクユタクシーの対象エリアは、以下のとおりです。
対象エリア:
伊丹市内、川西市内、宝塚市内(一部不可)・・・全域OK
尼崎市内・西宮市内 ・・・一部OK
※登録可能かどうか、問い合わせにより回答
こちらも登録方法は、フクユタクシーHP内に専用の問い合わせフォームがあり、簡単に登録できるようになっています。
私の居住地の尼崎は、「一部OK」の地域となっていたため、
早速HPの登録フォームを使って問い合わせをすることにしました。
住所・産院の名前や住所を記入し、
「こちらの住所は登録可能でしょうか?」
とメールしてみたところ、早速メールの返事がきました。
(メール問い合わせ:2020年8月時点)
「陣痛時におけるタクシー送迎の事前登録について、お住まいの地域は、迅速な対応ができない可能性があるため、登録はできません。
なお、通常配車でしたら可能ですので、オペレーターまでお電話ください」(一部抜粋)
まさかのこちらも、陣痛タクシーの登録対象地域外でした・・・。
残念ですが、「通常配送は可能」とのこと。
念のため電話で再度フクユタクシーに問い合わせしてみたところ、
「通常配送だったら来てくれる」
との回答だったので、
もしもの場合はフクユタクシーで通常配送でお願いすることにしました。
阪急タクシー(陣痛タクシーサービスなし)
上記の通り、陣痛タクシーを登録する予定だった、
第一交通グループ・フクユタクシーとも、登録ができませんでした。
もしもの場合は、フクユタクシーに通常配送をお願いする予定ですが、通常配送だとタクシーが来るのに時間がかかってしまったり、うまく連絡がつかないおそれもあります。
なので、普段から馴染みのあった、
阪急タクシーにも、念のため問い合わせをしてみることにしました。
なお、HPを見たところ、
阪急タクシーは、陣痛タクシーのサービスはありません。
ですが、「もしかしたら、何か対応をしてくれるかもしれない」、
ということで、阪急タクシーに問い合わせの電話をかけてみました。
以下、阪急タクシーとの電話問い合わせの様子です。
(電話問い合わせ:2020年8月時点)
阪急タクシーでは、陣痛タクシーのサービスはやっておられませんでしょうか?
また、もし陣痛が来た際に、通常配送をお願いすれば、病院まで送っていただくことは可能でしょうか?
おっしゃるとおり、阪急タクシーでは、陣痛タクシーの登録サービスはやっておりません。
ですが、通常配送であれば、陣痛時でも対応可能です。配車のお電話の際に、その旨をお伝えください。
また、破水した場合に対応できるよう、バスタオルなどをご自身でご準備いただくようお願いいたします。
阪急タクシー電話問い合わせ(2020年8月時点)
結果をまとめると以下のとおり:
- 陣痛タクシーの登録サービスはやっていない
- 陣痛時の妊婦でも通常配送は可能
- 配車の際に電話で伝えること
- 破水しても対応できるよう、バスタオルなどを用意すること
阪急タクシーは陣痛タクシーのサービスはやっていませんが、
万一の際は対応してもらえるとのことでした。
上記の結果から、もしもの場合は、
フクユタクシー か 阪急タクシー の
いずれかに電話して通常配送でお願いすることにしました。
タクシー会社によっては難色を示されたり、用意するものがあったりすることもあるようです。
通常配送を使う場合は、事前に問い合わせをしておくことをおすすめします
タクシー乗車のために準備したもの
さて陣痛時にお願いするタクシー会社を決めたので、以下の準備をしました。
タクシー配送の電話番号・産院の電話番号をアドレス帳に登録
ケータイのアドレス帳に、フクユタクシーと阪急タクシーの
配送の電話番号を登録しました。
読み仮名を「あ」にしてケータイに電話番号を登録すると、
アドレス帳の一番上に登録番号が出るので、便利でした。
また出産の際は、タクシーに電話する前に、
まずは産院へ電話することになるので、
産院の電話番号も同じくアドレス帳の一番上に来るよう登録しました。
さらに念のため、産院の電話番号とタクシーの電話番号を、家族にも分かるように自宅の壁にも付箋ではっておきました。
タクシー乗車の際に持ち込むものの準備
今回は陣痛タクシーを使用することができなくなってしまったので、
入院用のバッグとは別に以下のものを準備しました。
陣痛時タクシー乗車用準備:
- バスタオル
- ペット用シーツ
- ゴミ袋
- 生理用ナプキン
もし破水してしまった場合は生理用ナプキンを使ったうえで、
吸水性の高いペット用トイレシーツとバスタオルを座席に敷いて、
タクシーに乗車させてもらうことにします。
なお、ペットシーツは、こちらを購入しました。
レギュラー(33cm×44cm)、ワイド(44cm×59cm)、ダブルワイド(59cm×90cm)の3種類のサイズがあります。
私は、「レギュラー(33cm×44cm)180枚入り」を購入。
タクシーに乗るときに使うには、十分な大きさでした。
(2021年3月追記)
陣痛時にタクシーに乗るために購入した、こちらのペットシーツ。
出産後も、以下のことで非常に役立っています。
- 赤ちゃんのおむつ替え(おしっこやウンチで漏れている場合、床が汚れないように、下に敷く)
- 赤ちゃんのミルク吐きが多いときに、寝かせる布団の上に敷いて、ミルクを吐いたらペットシーツだけ捨てて、洗濯物を減らす
レギュラーが180枚入りで、購入前は「多いかな?」と思っていましたが、
出産後もずっと活躍しているので、180枚は十分使い切れそうです。
(後日談)出産しました(2021年3月追記)
2020年9月に無事子どもを出産できました!
出産直後の記事は、こちら
心配していた陣痛時の移動ですが、
私の場合、結局タクシーは使用しませんでした。
というのも、けっきょく陣痛が来てから病院に行けたのが、日付が変わった日曜日の午前0時過ぎ。
休日なうえに、深夜だったので、タクシーは頼まず、家族に送ってもらうことになったからでした。
当時の様子としては、土曜日の昼頃から「痛いかも・・?」と思い始め、産院に電話したところ
「生まれるのはまだだと思うので、そのまま自宅で待ってください。10分間隔になったらまたお電話してください」とのこと。
その後、日中はたまらなく痛くなったり、ころっと痛みが止んで元気になったりを繰り返しました。
けっきょく夕方になってもその状態だったので、痛みがひくのを見計らって夜ご飯を食べ、さらには買っていたケーキまで詰め込みました。
そして、ようやく日付が変わった頃に、いよいよ痛みが10分間を切ったため、病院に電話。
「ではそろそろ、病院に来てもらいましょうか」ということで、ようやく病院に行くことができました。
私の場合は、休日の夜という家族のいる時間だったので、安心して病院に連れて行ってもらうことができました。
ですが、いつ陣痛が来るか、いつ病院に行くことになるかは人それぞれです。
陣痛中に、移動手段を調べている精神的な余裕は、全くなかったのですが、
事前に陣痛タクシーや、当日の移動手段についてよく調べておいたことが心の安心につながったので、あらかじめ準備をしておいてよかったと思っています。
以上、お読みくださりありがとうございました。