こんにちは、らすくです。
2021年に注文住宅を建てる!!
この目標で、現在注文住宅の建築を進めています。
注文住宅 地域密着の工務店に発注を依頼
構造:木造2階建ての一戸建て
2階リビング・2LDK・駐車場有
敷地面積:87㎡
延べ床面積:81㎡
場所:関西・住宅地
経緯:旦那さんの両親が生まれ故郷に引っ越し、リタイア生活を送ることに。空いた旦那さんの両親の古い家の土地で、新たに注文住宅を建てることになりました
家を建てるうえで、重要な水回り設備のうちの1つが、お風呂。
失敗しないで、いいお風呂を選びたいところです。
結論から言うと、私たちが現在建築中の家のお風呂は、
工務店の設計士さんのおすすめだったこともあり、
「LIXILのアライズ(Arize)Zタイプ」を入れることにしました。
またお風呂を決めるうえで、かなり悩んだことが、
「LIXILのアライズ(Arize)にするか?TOTOのサザナ(SAZANA)にするか?」
ということでした。
今日は、LIXILのアライズの特徴や、
LIXILのアライズ・LIXILのスパージュ・TOTOのサザナを比較してみたので、その違いを紹介します。
- LIXILのお風呂を検討中の方
- LIXILアライズについて知りたい方
- LIXILアライズとスパージュ・TOTOサザナの違いを知りたい方
[rtoc_mokuji title=”” title_display=”” heading=”h3″ list_h2_type=”” list_h3_type=”” display=”” frame_design=”” animation=””]
LIXILのお風呂 アライズ(Arize)って?
アライズ(Arize)の6つの特徴
LIXILのお風呂アライズ(Arize)。
LIXILのHPにのっている写真が、こちら。
画像引用:https://www.lixil.co.jp/lineup/bathroom/arise/
アライズの主な特徴は、以下の6つです。
- キレイサーモフロア
- くるりんポイ排水溝
- サーモバスS
- 丸洗いカウンター
- エコアクアシャワー
- フルフォールスライドバー
各機能をひとことで言うと、こちら。
LIXIL アライズ(Arize) | |
①キレイサーモフロア | スポンジで掃除がしやすい。水はけがよくて、滑りにくく、しかも冬でもヒヤッとしません。 |
②くるりんポイ排水口 | 浴槽からの排水でうずを起こし、排水口を洗浄します。 |
③サーモバスS | ダブル保温構造で、お湯が冷めにくいです。 |
④丸洗いカウンター | カウンターが取り外し可能。カウンターを外して丸ごと掃除ができます。 |
⑤エコアクアシャワー | 空気を含んだ大粒の水滴がシャワーからでます。節水効果もあり。 |
⑥フルフォールスライドバー | シャワーヘッドの位置が変えられ、一番上にすると、ほぼ真上からでもお湯をかけることができます。 |
特に特徴的なのが、④の丸洗いカウンターです。
↓
画像引用:https://www.lixil.co.jp/lineup/bathroom/arise/feature/clean/
カウンターを取り外して、壁にかけたり、丸洗いすることができます。
取り外して裏まで洗えるし、壁も簡単に洗うことができるので、掃除が楽そうです
また、①キレイサーモフロア、②くるりんポイ排水口も、掃除のしやすさが特徴的となっています。
ここから、LIXILのアライズは、日々の掃除のしやすさを重視しているように感じました。
ちなみに、LIXILのHPによると、アライズのメーカー希望価格の価格帯は以下のとおりでした。
アライズの価格帯:658,000円~1,325,000円
工務店やハウスメーカーを通して買うと、割引率がある場合は、ここから値引きされます。
私たちの工務店の場合、
メーカー希望価格は、ほぼぴったり100万円!でした。
私たちの工務店の場合、LIXILアライズの割引率は5割強でした。
なので、だいたい4.5割ほどの価格になるようです。
アライズ(Arize)のタイプは5種類
アライズには、以下の5つのタイプがあります。
アライズのタイプ:K、M、Z、E、C
真ん中のZタイプが、アライズで一番スタンダードなタイプになります。
5つのタイプのうち、真ん中のMタイプ、Zタイプ、Eタイプの3つの違いを比較した結果がこちら。
Mタイプ | Zタイプ | Eタイプ | |
水栓 | ワイドレバー | クランクレス (メタルマット) | クランクレス (ホワイト) |
うるつや浄水 | 〇 | × | × |
シャワー | エコアクアシャワー | エコアクアシャワー | エコフルシャワー |
カウンター | 丸洗い | 丸洗い | 固定 |
床 | キレイサーモフロア | キレイサーモフロア | 単色 |
排水口 | くるりんポイ | くるりんポイ | くるりんポイ |
浴槽 | サーモバスS FRP | サーモバスS FRP | FRP |
シャワーフック | フルフォール スライドバー | フルフォール スライドバー | シャワーフック |
MタイプとZタイプの主な違いは、「洗い場の水栓レバーの形」と、「うるつや浄水」がついているかの2点です。
「うるつや浄水」とは、簡単に言うと、浄水機能。
お風呂で使う水道水の中の塩素を低減してくれることで、髪や肌へのダメージを抑えてくれます。
またEタイプになると、
アライズの特徴的な機能である、「エコアクアシャワー」「丸洗いカウンター」「キレイサーモフロア」「サーモバスS」「フルフォールスライドバー」が、つかなくなってしまうようでした。
アライズの機能がほしいなら、とりあえずZタイプ以上で、
さらに浄水機能がほしかったら、Mタイプ以上を検討するのがいいかと思います。
私たちの場合は、浄水機能はなくてもいいかな~
ということで、私たちは、Zタイプにすることにしました。
LIXILのお風呂、スパージュ(SPAGE)とアライズ(Arize)のちがいは?
なお、LIXILの戸建て住宅用のお風呂には、
アライズの他に、スパージュ(SPAGE)というモデルもあります。
画像引用:https://www.lixil.co.jp/lineup/bathroom/spage/
位置づけで言うと、スパージュはアライズより上位のモデルになります。
スパージュの私の印象は、一言で言うと、「The 高 級 ☆」
ショールームで現物を見ましたし、写真でも伝わってくるかと思いますが、「高級ホテルにありそうなお風呂」という印象でした。
価格帯は、LIXILのHPによると、アライズは658,000円~1,325,000円だったのに対し、スパージュのメーカー希望価格の価格帯は以下のとおりでした。
スパージュの価格帯:958,000円~2,628,000円(目安)
お値段からも、高級なお風呂であることが分かります。
スパージュの特徴は色々ありますが、目立っていたのが以下の4つ。
LIXIL スパージュ | |
アクアフィール | 肩湯。浴槽の方部分からもお湯が出ます。 |
アクアタワー | 天井にシャワーの吐水口があり、 打たせ湯やオーバーヘッドシャワーが使えます |
リクライニング浴槽 | 浴槽にヘッドレストがあるなど、 よりくつろぎやすい形になっています |
B1717サイズ | 壁のデッドスペースを縮めることで、 通常と同じお風呂場の敷地で、 通常より5cmタテに長い浴槽が入ります |
肩湯あり、オーバーヘッドシャワーあり、ゆっくりもたれることが可能なヘッドレストありと、至れり尽くせりなお風呂です。
地味にすごいなと思ったのは、B1717サイズ。
画像引用:https://www.lixil.co.jp/lineup/bathroom/spage/feature/form/#anchor03
お風呂場のサイズは、奥行き(縦)×横幅で表現され、一般的によくあるサイズが、1616、1620、1624です。
1616サイズが約1坪で、1620だと、縦(浴槽で人が足を延ばす方向)が1600mm、横幅(浴槽の横幅+洗い場)が2000mmになります。
後ろの数字が大きくなっても横幅が変わるだけなので、1616、1620、1624とも、浴槽の縦の長さ(人が足を延ばす方向)は、基本的には変わりません。
ですがこのB1717サイズでは、デッドスペースを縮小することで、一般的な1616サイズのお風呂場で、縦の長さが+5cm長い浴槽を、入れることがができます。
背の高い方には、喜ばれそうな仕様だと感じました。
まとめると、スパージュは、肩湯・オーバーヘッドシャワー・ヘッドレストと、とにかく高級感にあふれるお風呂でした。
予算に余裕があり、お金をかけた高級な家を作っている方、お風呂にとにかくこだわりたい方向けのお風呂かなと思います。
私たちの家は、予算2,000万円代の一般的な家なので、
アライズで十分そうです。
TOTOのお風呂サザナ(SAZANA)と、アライズの主な違いを比較してみた
お風呂選びで、LIXILの他に人気なのが、TOTOです。
口コミを見ると、TOTOの方がLIXIL以上に人気という意見もあるよう。
私も、LIXILアライズか、同じレベルのTOTOのモデル、サザナ(SAZANA)か、
どちらのお風呂にするかをかなり迷ったので、主な特徴を簡単に比較してみました。
LIXILアライズ(Arize) | TOTOサザナ(SAZANA) | |
---|---|---|
浴槽 | サーモバスS | 魔法びん浴槽 |
床 | キレイサーモフロア | ほっカラリ床 |
排水口 | くるりんポイ | お掃除ラクラク排水口 |
シャワーフック | フルフォール スライドバー | コンフォート シャワーバー |
カウンター | まる洗いカウンター | お掃除ラクラクカウンター |
ラクかるふろふた | 薄型保温2枚組フタ(約2.5~3kg) | ラクかるふろふた(900g) |
その他(オプション) | ー | 床ワイパー洗浄(きれい除菌水) おそうじ浴槽 |
TOTOサザナの最大の特徴ともいえる機能が、「ほっカラリ床」です。
画像引用:https://jp.toto.com/products/bath/sazana/feature/floor.htm
お風呂の床の内側にウレタン製のクッションの層があり、畳のようなやわらかさを作り出してくれます。
また、クッション層には、断熱・衝撃吸収・防音の効果もあります。
このようなお風呂の床は、かなり珍しいです。
なお、私の実家で使っているお風呂がTOTOで、ほっカラリ床を採用しており、実際に使ってみたこともあります。
感想としては、固めのウレタン製やプラスチック製のお風呂マットが敷かれているような柔らかさだと感じました。
床に膝を付いたり、直接座ってみたりもしましたが、確かに痛くありませんでした。
またTOTOサザナは、お風呂のフタが軽いのも、特徴的です。
画像引用:https://jp.toto.com/products/bath/sazana/feature/warm.htm#anc-01
保温性もありながら、フタの重さが1キロ以下というのは、かなり軽い。
お風呂のフタの開け閉めは毎日のことなので、フタが軽いことはうれしいポイントだと思いました。
その他に違うのが、お風呂のカウンター。
LIXILアライズのカウンターは取り外して洗うことができますが、TOTOサザナは、浮島状になっており、後ろまで手を回して洗うことができます。
画像引用:https://jp.toto.com/products/bath/sazana/feature/clean.htm#anc-10
またTOTOサザナは、オプションで、お風呂場に「きれい除菌水」を流してくれる床ワイパー洗浄機能があります。
さらに、天井・換気扇も抗菌・防カビ仕様となっており、全体的に、除菌や防カビ機能に優れているお風呂でした。
LIXILアライズとTOTOサザナの特徴的な違いは、以上のとおりでした。
それ以外の主な機能は、LIXILアライズ・TOTOサザナとも大きな違いはなく、どちらも機能性に優れたお風呂と言えます。
どちらも良いから、甲乙つけがたい!
個人的な感想としては、
やわらかい床がすき、除菌・防カビを重視したいなら→TOTO
日々の掃除がしやすい、オールマイティに標準的なら→LIXIL
と思いました。
ですが、どちらも優れているので、LIXILアライズ・TOTOサザナ、どちらのお風呂を選んでも失敗はなさそうです。
私は、TOTOサザナのほっカラリ床は、柔らかすぎて長く使う中でお風呂の椅子で傷がついたりしないか気になったことと、
床の柔らかさをそれほど重視していなかったため、
日々の掃除がよりしやすそうに感じた、LIXILアライズを選ぶことにしました。
まとめ
今回は、LIXILのお風呂・アライズの特徴と、タイプの違い、
LIXILスパージュ、TOTOサザナと比較した場合の、主な特徴の違いを紹介しました。
私たちは、LIXILアライズのZタイプを選ぶことにしました。
ですが、結論としては、
お風呂に特別にお金をかけたい、ということでなければ、
LIXILアライズ・TOTOサザナ、
どちらを選んでも、機能性に優れており、失敗はなさそうでした。
日々の掃除がしやすそうだと思ってLIXILアライズを選びましたが、本当にそうなのかは、気になるところです。
LIXILアライズのZタイプを実際に使ってみた感想は、また改めてお伝えします。
以上、お読みくださりありがとうございました。