こんにちは、らすくです。
2021年に注文住宅を建てる!!
この目標で、現在注文住宅の建築を進めています。
注文住宅 地域密着の工務店に発注を依頼
構造:木造2階建ての一戸建て
2階リビング・2LDK・駐車場有
敷地面積:87㎡
延べ床面積:81㎡
場所:関西・住宅地
経緯:旦那さんの両親が生まれ故郷に引っ越し、リタイア生活を送ることに。空いた旦那さんの両親の古い家の土地で、新たに注文住宅を建てることになりました。
現在建築中の家が完成したら、待っているのが引っ越しです。
そろそろ引っ越しできる日程の目途がたってきたので、複数の引っ越し業者で見積もりをとってみました。
ここで疑問なのが、
引っ越しの見積もり、いつ、どういう手順で進めたらいいの?
引っ越しの複数社同時見積もりで、注意すべきことは?
今日は引っ越しの複数社同時見積もりについての、よくある疑問について、
私の場合はどうだったのか、実際の事例を紹介します。
なお、引っ越し見積もりの、事前に確認しておきたいことと、引っ越し費用をちょっと安く抑える工夫については、こちらを。
- 引っ越しする予定の方
- 引っ越しの複数社同時見積もりの手順や見積もり価格が知りたい方
- 引っ越しの複数社同時見積もりの注意点が知りたい方
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引っ越し見積もりの流れ
いつ、引っ越し見積もりした?
私の場合は、結果的に、
引っ越し予定日の約1か月前に見積もりをしました。
引っ越しの見積もりをするには、引っ越し予定日を決める必要があるため、まずは家が完成する時期(引き渡しの時期・引っ越し可能となる時期)がはっきりする必要があります。
私の場合、家の完成・引き渡しの時期が明確になったのが、家の完成の約1か月前だったので、確定後すぐに引っ越し見積もりの手配を進めました。
引っ越し日を具体的にいつにするかも、工務店と相談して決めました!
引っ越し業者のトラックの空き状況によって、引っ越ししたい日に引っ越しできなかったり、料金が高くなることもあります。
引っ越しできる日が決まり次第、できるだけ早めに見積もりを進めた方がいいのは間違いなさそうです。
相見積もりは、何社に依頼した?
私の場合は、4社に相見積もりを依頼することにしました。
「絶対にこの引っ越し業者に頼みたい!」という希望があったり、
工務店・ハウスメーカーさんの指定の引っ越し業者がある場合でなければ、
複数の引越業者に相見積もりをとって、サービスの内容や価格を比較したほうが、自分の条件に合う引っ越し業者を選びやすいです。
ですが一方で、引っ越しの同時見積もり一括サイトで相見積もりを取ったとたんに・・・
見積もりを依頼した業者からの電話が鳴りやまない!
電話の総攻撃に合う可能性が高いです。
引っ越しの見積もりを依頼すると、多くの場合引っ越しで運ぶ荷物の量の現場確認があり、電話の内容はその日程決め(+電話営業)。
電話対応だけでも結構大変なので、
あまり多くの業者に頼み過ぎない方がいいかもしれません・・・。
また荷物量の現場確認の対応も必要なので、
ネットの口コミなどを参考にして、
3~4社程度に絞ったほうが、対応がしやすいかなと思います。
ちなみに、私たちは会社の福利厚生サービスの「JTB Benefit「えらべる倶楽部」」で、引っ越しの一括見積もりを頼みました。
えらべる倶楽部の割引があり、どの引っ越し業者でも、20~30%オフでした。
会社で提供されているサービスであり、サポートセンターも用意されているので、トラブルに合う可能性も少ないかと思い、えらべる倶楽部のサイトを使うことにしました。
会社で加盟している福利厚生サービスがあったら、一度確認してみてもいいかもです!
複数業者に相見積もりをする場合の手順は?
複数業者に引っ越しの相見積もりを依頼する際の流れは、私の場合は以下のとおりでした。
ネットで見積もり依頼:
- 引っ越し一括見積りサイト(えらべる倶楽部)上で、依頼したい引っ越し業者を選択して、一括依頼
- 引っ越し業者から個別に電話連絡があり、現場確認の日程を決定
現場確認当日:
- 引っ越し業者が自宅を訪問
- 引っ越し希望日、引っ越し先の住所・道路の幅などの情報を確認
- 引っ越しで運ぶ物を現場確認
- 引っ越しのサービスをまとめたパンフレットに基づき、サービス内容や手順を説明
- 見積もり金額の提示
見積もり金額はその場で提示してくれます。
パンフレットを置いて行ってくれるので、
業者が帰宅後に、サービス内容をパンフレットで改めて確認することができました。
複数社同時見積もり、実際にやってみました。
見積もりを頼んだ引っ越し業者は?
ということで、同時見積もりをお願いしてみました。
私が頼んだのは、以下の4社。
- 日本通運
- アリさんマークの引越社
- アート引越センター
- ハート引越センター
ちなみに、「SUUMO」の引っ越し業者人気ランキングの上位5社は以下のとおりでした。(2021年5月時点)
- 位 サカイ引越センター ★4.20
- 位 アート引越センター ★4.18
- 位 ハート引越センター ★4.17
- 位 アリさんマークの引越社 ★4.16
- 位 アーク引越センター ★4.11
この上位5社の中から3社+日本通運に頼んでみました。
ですが結果的には、このうち2社からしか実際に見積もりを取ることができませんでした。
というのも、その理由は、
2番目の引っ越し会社に即決を迫られ、他の2社を見ず、その場で決めてしまったから。
具体的な状況は、以下のとおり・・・
2社の同時見積もりの実例紹介
まず前提として、
私たちは、家電などの大きな荷物は引っ越し業社に頼み、
小さい段ボールの荷物は、自分たちで運ぶ予定です。
少しでも引っ越し料金を安くするために、主に以下の大きな荷物を中心に、引っ越し業者に運んでもらうことにしました。
- 冷蔵庫
- ドラム式洗濯機
- 電子レンジ
- ベッド
- パソコンデスク
- テレビ画面
- テレビボード
- オーディオ機器
- 本棚
- CDラック
- 自転車
また、以下の物は新しい家には持って行かずに処分し、新しく買い替えることにしました。
▶エアコン、ソファ、ダイニングテーブルセット、食器棚、洋服ダンス
まずは1社目、日本通運
よろしくお願いします。
営業の押し:弱め。淡々と現場確認・サービスの説明。
プラン:セルフ/ハーフ/フルの3種類
引っ越し付帯保険:限度額2,000万円
割引:えらべる倶楽部の30%引きのみ
平日と土日の両方で確認したところ、私たちの引っ越し希望日の場合は、どちらでも同じ料金でした。
洗濯機の取り付けもお願いしたら、取り外し3,500円、取り付け5,000円と追加料金が必要でした。
全体的に押しつけがましくなく、淡々とビジネスライクに説明してくれました。
マイナス点としては、
「ハンガーボックスやシューズボックスは、追加料金を払えば用意してもらえるのか?」など、
細かいサービスの説明が少なく、後からパンフレットを見てもちょっとわかりにくかったです・・・。
続いて2社目、アリさんマークの引越社
(にしても、このロゴマークのアリさん、こんなにも働かせられて、かわいそう過ぎないでしょうか・・・)
よろしく!お願い!します!!!!
営業の押し:強め。さっと現場確認し、押せ押せの営業トーク。
プラン:アリさんフル/アリさん/経済パックの3種類
引っ越し付帯保険:最高1,200万円(1品30万円、免責0円)
割引:えらべる倶楽部の30%引き+特別割引26,000円
とにかく圧が強い・・・!
引っ越しで運んでほしい大きい物を、見積書にしっかり記録してくれました。
(逆に見積書にちゃんと書いていないと運んでくれない可能性もありそうだったので、見積書はよくチェックしました)
料金は、トラックの空き状況次第とのことで、私たちの引っ越し希望日の場合は、平日より土曜の方がいいとのことでした。
なお、この業者さん、営業トークがすごい。
他社はいくらでしたか?相見積もりは何社頼んでますか?
うちの見積もりは他社より安いと思います!今すぐ決めてくれたらさらに割引します!
他社へのお断りの電話もこちらからかけますよ!
段ボールも布団袋もサービスです!ちょっと待っていただければ、今すぐ持ってきます!
ええい、もう一声!さらに1,000円負けましょう!
これでいかがですか!!!
(わあああ、営業の押しが強すぎてくらくらする・・・)
とにかく押せ押せの営業トークで即決を迫るタイプでした。
営業の勢いがすごすぎるので、とりあえずいったん保留にし、帰ってもらうかとも思ったのですが、
ちょっと営業さんに待ってもらい、旦那さんと相談して考えた結果、
- 金額が自分たちの想定(5万~8万円)を切る料金だった
- 見積書に運ぶ物のリストを提示してくれたため、少なくとも見積書の物はしっかり運んでくれそうだった
- 段ボール50箱(うち20箱は当日運搬可)と、服が70着入るハンガーボックス(当日運搬可)を、用意してくれた
ということで、とりあえず、自分たちの要望は満たしてくれそう。
また今回私たちは運んでもらう物を厳選して貴重品などは少なく、
もしものことがあっても物品の保証も1つにつき30万円まであるということだったので、
ここは、アリさんマークの引越社にお願いすることにしました。
2社の見積もりの比較
今回お願いした2社の見積もりをまとめると、こちら。
日本通運 | アリさんマーク | |
プラン | セルフプラン | 経済パック |
車 | 2トントラック | 2トントラックワイド |
作業人数 | 3人 | 不明 |
運搬物 | 指定の大型荷物+段ボール20箱 | 指定の大型荷物+段ボール20箱+ハンガーボックス(70着) |
曜日 | 土曜日 (平日・土曜日同料金) | 土曜日 |
時間 | 午前中 | 午前中 |
追加料金 (税込) | 洗濯機 取り外し3,850円 取り付け5,500円 | 洗濯機 取り付け4,950円 |
サービス | なし | ・段ボール50箱 ・ガムテープ2つ ・布団袋2枚 ・マスク50枚 ・提携業者の割引券 |
割引 | ・えらべる倶楽部30%割引 | ・えらべる倶楽部30%割引 ・特別割引26,000円 |
総額 | 約65,000円 | 約45,000円 |
とくにサービス・割引・総額に違いがありました。
なお、私たちが頼んだのは、荷造り・荷ほどきは自分でやる最低限のプランです。
料金は上がりますが、荷造りまで含めて、引っ越し業者に頼むプランもありました。
複数業者同時見積もりの注意点
私たちは結局、即決で引っ越し業者を決めてしまいました。
後からネットで調べてみたところ、このように複数業者で同時見積もりをしているにも関わらず、その場で即決を迫ってくる引っ越し業者は結構多いようです。
とっさに予期せず即決を迫られ、ぐいぐい営業されると、押しの弱い人だとついつい流されてしまう可能性も。
実際、私がそうでした・・・。
なので、引っ越し見積もりを依頼する前に、
- 即決しない
- 即決もありにする場合は、自分の中の即決のボーダーラインを決めておく(金額やサービス内容など)
と、あらかじめ、自分のルールを決めておいた方が、
営業さんの押しに流されず、自分が納得のいく形で、引っ越し業者が選べるのではないかと思います。
私たちも、いったん保留にして、全社比べてから決めたほうが良かったかもね・・・。
多分、値引き交渉で戦っている業者さんは、
「即決の方だけに割引します~!」って言いながらも、
いったん保留にして、後から電話で「他社と比較している~」って伝えたら、それはそれで値引き交渉してくるような気がする。
たしかに・・・
だから少しでも迷うようなら、即決値引きの価格は気にせず、全社の見積もりをとって、ちゃんと比較した方がよさそうだね。
なお、今回、アリさんマークの引越業者は、即決で契約が決まった時点で
- 営業さんが、その日のうちに、引っ越し用の段ボールを持ってくる
- 他の見積もり業者へは、営業さんが代わりに断りの連絡を入れる
ということがありました。
もし引っ越し用の段ボールを受け取ってしまうと、後から
「やっぱりやめたい!」と思っても、
電話一本で断ることができず、段ボールの返却の必要が生じるなど、トラブルにつながる可能性があります。
なので、もしいったん保留にして検討したい場合は、契約する業者が確定するまでは、段ボールは受け取らないようご注意ください。
ちなみに、アリさんマークの引越社は、段ボールを50箱(うち20箱は配送も可)を用意してくれました。
段ボール、せっかく自分で用意したのに、必要なかったね~
元々段ボールの荷物はすべて自分で運ぶ予定で、段ボールも自分でいくつか用意していたのですが、こちらは不要になってしまいました。
段ボールの大きさを揃えるほうが、引っ越しの際の車の積み込み・運搬がしやすいと思って用意したけど、新品の段ボールって結構高い・・・!
運ぶ荷物が少ない場合でも、引っ越し業者が段ボールを用意してくれるのか、事前に確認してから段ボールを購入すればよかったです。
引っ越し業者に頼む際の心配ポイント
このようにして、引っ越し業者が決まりました。
最後に引っ越しを業者に頼む際の心配ポイントが2点。
- 荷物が雑に扱われないか
- 家の壁・床を傷つけられないか
これは今回依頼することにしたアリさんマークの引越社だけでなく、どの業者でも言えることですが、
引っ越しスタッフがどんな方で、どの程度丁寧に作業してくれ、作業の質がどこまで保証されるかわかりません。
なので、割れ物や壊れ物は、よく梱包材で養生しておくか、責任をもって自分で運ぶようにしようと思います。
また、家具家電を壊されるより、一番嫌なのが
新居の家の床・壁が傷つけられること
当然、床やドアなどは養生してくれ、最大の注意を払って作業してもらえるとは思いますが、
引っ越し当日は、乱雑な扱いをされていないか、よく注意して作業を見守ろうと思います。
ここまで心配なら、追加でお金を払ってでも、よりスタッフの教育が行き届いていそうな印象の、アート引越センターにしても良かったかな~という気も・・・。
だけど、結局は当日の引越スタッフ次第なので、
「ここに頼めば絶対に安心!」と確証を得るのは、難しそう。
引っ越し当日に、現場でよく見て、気を付けておくしかなさそうです。
まとめ
今回は引っ越しの見積もりについて
- 手順や見積もりをする時期
- 実際の私たちの引っ越し見積もりの事例・注意点・心配な点
を紹介しました。
引っ越し料金も決して安くはありませんし、また荷物を壊されたり、新居を傷つけられるなどのトラブルも避けたいたいところです。
見積もり前は、「引っ越し業者はどこも同じかな~」と思っていましたが、営業さんだけでも対応が全然違っていたので、
複数社に相見積もりを取り、私のように営業さんの押しに流され過ぎず、
自分の納得のいく引っ越し業者を選んでいただければと思います。
以上、お読みくださりありがとうございました。