こんにちは、らすくです。
2021年に注文住宅を建てる!!
この目標で、現在注文住宅の建築を進めています。
注文住宅 地域密着の工務店に発注を依頼
構造:木造2階建ての一戸建て
2階リビング・2LDK・駐車場有
敷地面積:87㎡
延べ床面積:81㎡
場所:関西・住宅地
経緯:旦那さんの両親が生まれ故郷に引っ越し、リタイア生活を送ることに。空いた旦那さんの両親の古い家の土地で、新たに注文住宅を建てることになりました
3月上旬にいよいよ家が上棟!
家の施工が始まりました。
コンクリートの基礎しかなかった場所に、
わずか1日で、いっきに家の形ができあがり
「本当に家が建つんだ~!」といっきに実感が湧いてきました。
わくわくの気持ちを胸に、建築中の家の中も見てきました!
思い描いていたものが形になることは、やはりうれしい気持ちになります。
ですが、一方で
「あれっ・・・? ここって、こうだったっけ・・・?」
と思ってしまった場所も。
とくに「あれっ?こうだっけ?」と思ったポイントは
まとめると、以下の2つでした。
- 間取り・設備の間の幅
- 高さ
この2点、基本的にはプロにお任せしておけば、大きな失敗はないかと思います。
ですが、うっかり見落としてしまうことによって、失敗を防ぐためにも
家が建ち始める前に、念のためもう一度チェックいただければ幸いです。
- 家を設計中・今後建築予定の方
- 家を設計するうえで、見落としがちなポイントが知りたい方
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その1:設備・間取りの幅に、「あれっ?」
キッチン本体とカップボードの間の幅
「あれっ」ポイント1点目は、設備・間取りの幅でした。
具体的に言うと、私の場合はキッチン本体とカップボードの間の幅でした。
(以下の図の、矢印の幅です)
私の希望としては、キッチンとカップボードの間の幅はできるだけ広くしたいと考えていました。
というのも、今住んでいる賃貸マンションのキッチンと食器棚の幅が狭くて、とにかく使いにくく、ストレスを感じていました。
今住んでいる賃貸マンションのストレスポイントは、以下のとおり。
今住んでいる賃貸マンション
キッチンと食器棚の幅:75cm
ストレスを感じる点
- 二人で一緒に料理をすると、すれ違う際にぶつかる
- 下の棚からものを出すためにしゃがみこむと、後ろにぶつかりそうになる
ちなみに、建築中の家のキッチンは、ウッドワンの「su:iji(スイージー)」を入れる予定。
カップボードも同じくウッドワンで、「su:iji(スイージー)」に合うものを入れる予定です。
キッチンはこだわったものを選んでいたので、スペースとしても余裕を持って、ストレスを感じない場所にしたかったのです。
キッチンについて、詳しくはこちら。
調べたところ、キッチンとカップボードの間の幅の目安は、以下のとおりのよう。
1人で調理→80cm~90cm程度
複数人で調理→100cm~120cm程度
この目安の幅と、今住んでいる賃貸マンションの幅(75cm)を踏まえて、
新しい家のキッチンとカップボードの間の幅は、できれば120cm、難しくても100cmは確保したいと思っていました。
ですが、このことを打ち合わせですっかり伝え忘れてしまっていました。
そして設計士さんからも打ち合わせでとくに話が出ないまま、家の建築段階になってしまったのです。
このことに気づいて、急いで図面で測ってみたところ、
キッチンのキッチン本体とカップボードの間の幅の長さは、
95cm・・・!
広くしたかったのに、言うの忘れてた~!!
ちゃんと私が図面を見ていたなら、100cm以上にしたのですが、
見落としていたため、95cmになってしまいました。
そこにこだわりあるって知らんかったわ~
まあ、建築中の家で実際に立ってみても、キッチンとくに狭くはなさそうやし、100cmより5cm狭いだけやし、いいんちゃう?
ということで、泣く泣く諦めることになってしまいました。
95cmでも、今住んでいる賃貸マンションの75cmよりは20cm広くなりますが、実際に使い勝手はどうなのか、気になるところです。
「あれっ」が発生した理由
キッチン本体とカップボードの間の幅が狭くなった原因は、
私が見落としたせいで話ができておらず、設計士さんのお任せになってしまっていたからでした。
私たちの場合、大まかな間取りの配置は自分で提案し、設計士さんが提案を踏まえて、住みやすいように各部屋の大きさや幅など細かい部分を決めてくれました。
もちろん設計士さんはプロなので、一般的に人が使いやすい、標準的なサイズで設計してくれています。
ですが実際に使うのは、自分自身であり、自分の家族。
住む人の人数・家の使い方は、人によって微妙に違ってくるので、
家が建つ前にもう一度以下の目線で、自分に合った幅か確認しておけばよかったです。
- 実際にその設備・間取りに立った時に、使いやすいか。
- 普段何人で使うか。同時に何人で使用する可能性があるか。
「あれっ?」が発生した理由と、やるべきだったことをまとめると、以下のとおり。
①間取り・設備の幅 | |
---|---|
発生理由 | 設計士さんのお任せになっており、打ち合わせをしてなかった |
やるべきだったこと | 使い勝手・使用人数をイメージしてみるべきだった |
なお、私が気になったのは、キッチン・カップボードの間の幅でした。
これ以外にも、以下の幅も、家が建ち始める前に念のため再度チェックしておけばよかったです。
- 玄関ポーチの大きさ
- 洗面台と後ろの壁の間の幅
- 廊下・階段・踊り場の幅
その2:高さに、「あれっ?」
2点目の「あれっ?」っと思ったポイントは、高さ。
具体的には、窓の高さと、一階の天井の高さでした。
窓の高さ
私が気になった窓は、リビング・ダイニングの窓でした。
私たちの家は、2階リビングで、片流れの勾配天井になっています。
片流れの勾配天井とは、天井が一方からもう一方へと、斜めになっている形状の屋根です。
イメージとしては、下の図の2段目、右端の家の形です。
画像引用:goo辞書 https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E7%89%87%E6%B5%81%E3%82%8C/
そして、この勾配天井になっている部屋の壁に、以下3つの窓をつけています。
- 床から268~300cm:開閉できない窓を2つ
- 床から160~200cm:開閉可能なすべり出し窓を1つ
この木枠になっている、矢印3か所が、窓の位置です。
この、開閉可能な下の窓。
上の窓の高さを先に決めて、上の窓とのバランスを考えつつ、採光も取れるような高さということで、160cmの位置にしました。
ですが、下に置くテレビとのバランスをあまり考えていませんでした。
今のところ、テレビは42インチのもの(高さ60cm)、テレビ台は以下のもの(高さ43cm)を置く予定。
高さを図に表すと、おそらくこのような配置になります。
上の窓はこのままの高さでもいいのですが、下の窓は、テレビとのバランス的に、もう少し高い位置にしてもよかったかな・・・と。
置く家具があらかじめ決まっていたので、家具とのバランスをもっとよく検討して、窓の位置を決めればよかったです。
1階の天井の高さ
もう一つ、こちらは失敗ではなかったのですが、完全に見落としていたのが、天井の高さでした。
私たちの家は1階に主寝室と子ども部屋、お風呂、
2階がキッチン・ダイニング・リビングの間取りです。
2階の天井は、家の高さ制限にも注意しながら決めたので、高さをかなり意識しました。
ですが、1階。
1階の高さは、打ち合わせであえて確認はしておらず、設計士さんからも話があったような?なかったような?で、完全にお任せになっていました。
なお、家づくりにおいて、私の希望としてずっと思っていたのが、
絶対に、低い天井は嫌!
ということでした。
その理由は、時間は遡って、まだ家探しを始めた当初の頃の話になります。
今の土地に家を建てる頃になるずっと前、
なんとなく家がほしいなと考え、色々なオープンハウスを見に行っていた時期がありました。
そのときに「これは苦手だ・・・」と感じたのが、
天井が低めの家でした。
こちらの家、天井はあえて低めに設計しています!
とくに座って生活する場所の場合、実は、天井が低めのほうが、心が落ち着いて、居心地がいいんですよ。
と、設計事務所の方が説明していたのですが、
どうも、強い圧迫感を感じてしまい・・・、低めの天井は、私には合いませんでした。
もちろん感じ方や好みは人によって様々で、天井が低い家も悪くないと思います。
ですが、自分の家は、天井はできれば高めにしたいと思っていました。
ちなみに、家探しの末いったんマイホームは諦め、でもやっぱりマイホームを購入することにしたお話は、こちら。
調べたところ、戸建て住宅の天井の高さの目安は以下のとおりとのこと。
(参考として、今住んでいる賃貸マンションの高さも測ってみました。)
戸建て住宅の天井高:220cm~240cm
(参考)今住んでいる賃貸マンションの天井高:250cm
ということで、急いで自分の家の図面を見返したところ
1階の天井までの高さは、240cm・・・!
今住んでいる賃貸マンションよりは10cm低いですが、ごく一般的な天井高のようでした。
実際に建築中の家に入ったところ、1階の梁がむき出しの現段階では、高さは問題なさそう。
今後、天井に板が貼られるので、高さはむき出しの今より低くなりますが、オープンハウスで見た、天井が低い家のような天井高ではなさそうでした。
「あれっ」が発生した理由
窓・1階天井の高さに「あれっ」と思ってしまった原因は、
設計士さんのお任せになっていたことに加えて、私が平面図ばかりを見ていたことがあげられます。
家の打ち合わせで、よく確認するのは、基本的には平面図。
もちろん、平面図の他に、詳細な立面図も用意してもらっており、また設計士さんが、PC上で家の完成形のイメージ図も作成してくれていました。
ですが私の場合、立面図やイメージ図をよく見ていたのは、最初の間取り決めのタイミング。
打ち合わせが進み、家の細部を決めるようになるにつれ、平面図ばかりに集中し、立面図をあまり確認していませんでした。
ですが、家は立体。
実際に家に入ってみると、窓や天井の高さは、家の印象を大きく左右します。
なので、家が建つ前にもう一度、以下の目線で、高さの確認をしておけばよかったです。
- 家具を置いてみた時の高さのバランスは、ちょうどよいか。
- 自分がそこに立ってみた時、使いやすく、心地いい高さか。
「あれっ?」が発生した理由と、やるべきだったことをまとめると、以下のとおり。
②高さ | |
---|---|
発生理由 | 立面図をよく見ていなかった |
やるべきだったこと | 立体として、自分が立ってみた時の様子や、家具とのバランスを想像してみるべきだった |
なお、とくに窓について、
今回、私が気になったのは、リビングの窓でしたが、
以下の窓も、意識が薄れがちだったので、家が建ち始める前に、立面図やイメージ図でよく確認しておけばよかったです。
- 階段の窓
- 玄関の窓
- ウォークインクローゼットの窓
番外編:良い意味で、「あれっ?」
今回は、私がうっかり見落とてしまっていた、「あれっ?」っと思ったポイントを2つ紹介しました。
ですが、建築中の家に入ってみて、良い意味で「あれっ!」と思ったポイントも。
それは、主に以下の4点でした。
- 広さ →立体で見ると、想像していたより広い!
- 強さ →思ってたより、頑丈そう!
- 明るさ →2階リビング×勾配天井×窓で、かなり明るい!
- 美しさ →良さそうな木材を使っており、大工さんの仕事が丁寧
とくに4点目。
私が、今依頼している工務店に決めた理由の1つが、
「この工務店が作っている別の家を見せてもらったら、大工さんの仕事が丁寧で、建築現場が好印象だったから」でした。
私たちの家も、最初に別の家の現場を見た時の印象と同じく、良さそうな木材を使ってくれており、現場がとてもきれいで、美しい!
大工さんなど現場の方々が、丁寧に仕事をしてくださっていることがうかがえました。
まだ建築中で、今後どうなるかは分かりませんが、
「この工務店にお願いすることにしてよかったな~」と、
建築中の家に実際に入ってみて、改めて感じました。
工務店選びの、詳しい記事は、こちら。
まとめ
私が「あれっ?」と思ってしまった2つのポイントと、発生理由・やるべきだったことは、以下のとおりでした。
①間取り・設備の幅 | ②高さ | |
---|---|---|
発生理由 | 設計士さんのお任せになっており、打ち合わせをしてなかった | 立面図をよく見ていなかった |
やるべきだったこと | 使い勝手・使用人数をイメージしてみるべきだった | 立体として、自分が立ってみた時の様子や、家具とのバランスを想像してみるべきだった |
君は謎のこだわりが多いな
でもせっかく注文住宅なんだから、
自分のすきなように立てたいんだもん!
こだわりがあるなら、後から言うんじゃなく、
もっと初めから図面をちゃんと見ておいてくれ
・・・(ごもっとも)
家が建ち始めた後から、「あれっ、思っていたのと違う・・・?」と気づいてしまうと、取り返しがつかなくなってしまいます。
なので、当たり前のことかもしれませんが、
家が建ち始める前に、もう一度、間取り・設備の間の幅や、高さをチェックしてみてはいかがでしょうか。
以上、お読みくださりありがとうございました。