こんにちは、らすくです。
2021年に注文住宅を建てる!!
この目標で、現在注文住宅の建築を進めています。
注文住宅 地域密着の工務店に発注を依頼
構造:木造2階建ての一戸建て
2階リビング・2LDK・駐車場有
敷地面積:87㎡
延べ床面積:81㎡
場所:関西・住宅地
経緯:旦那さんの両親が生まれ故郷に引っ越し、リタイア生活を送ることに。空いた旦那さんの両親の古い家の土地で、新たに注文住宅を建てることになりました
そろそろ家が完成に近づいてきました!
ボードむき出しの場所に壁紙が貼られると、一気に完成に近い感じがでてきました!
家の完成の目途が立ってきたので、ここでこれまでの家づくりについて振り返ってみたいと思います。
ということで、今日はまず、私たちの家のテーマとそれぞれの譲れないポイントについて。
私たちははっきりとしたテーマは決めずに家づくりを始めましたが
家づくりが進む中で、自分の優先したい要望や、求めるものが見えてきたので、
今日はそれをまとめてみたいと思います。
- 家づくり中の方
- 家づくりのテーマ・譲れないポイントについて知りたい方
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家づくりのスタート地点
家づくりの前提条件
私たちは、「よし!家を建てるぞ!!」と決意があって、家づくりが始まったわけではありませんでした。
というのも、私たちの家づくりの発端は、旦那さんの両親の引っ越し。
引っ越しによって、持ち家の土地を使わせてもらえることになり、
それじゃあ、古い家を全面リフォームするか、壊して新築に建て替えるか、考えてみようか!
というかんじで、家づくりが始まりました。
家を購入することになった経緯について、詳しくはこちらに書いています。
また、結果的に新築建て替えにすることにした経緯についてはこちら。
なので、最初に土地ありき!
家を建てる決意もゆるいまま、土地ありきで話が始まった結果、以下の2つを前提条件とすることにしました。
- 限られた土地をできるだけ有効に使うこと
- 予算は土地代抜きで2,700万(本体価格2,400万)(税込)
私たちの土地は、87㎡。
一般的な家は、家だけで、坪数30~40坪、面積にすると100~130㎡ほどでしょうか?
家の他に、庭・玄関アプローチ・駐車場スペースもあるので、土地面積で言うと、もっと広い土地が必要になります。
それと比べると、87㎡は広くはありません。むしろ狭い。
その限られた土地の中で、できること・できないことを考えて、どうやったら土地を有効に使うことができ、自分たちにとって住みやすい家にできるかを考えました。
結果として我が家の延べ床面積は、81㎡(24坪)!
駐車場も確保しつつ、法律を回避しながら、土地を目いっぱい使えたんじゃないかと思います。
予算についても、元々私たちは「家にお金をかけたい!」という考えではなく、むしろ賃貸でもいいかなと思っていたほど。
また私個人としては、「いつかは海沿いに住みたいな~」と考えており、この家が終の棲家ではなくてもいいと思っていました。
このことから、家の予算は、自分たちが無理をせずに払えそうな範囲で設定することに。
結果として、
予算総額:2,700万円(税込・土地代抜き)
- 本体費:2,400万円
- 解体費:150万円
- 外構費:150万円
とすることにしました。
結果的に、この予算はオーバーしましたが、+100万円以内に収めることができました!
でも予算を軸に置いたことで、お金をかけるところ・かけないところの優先順位をつけながら、決めていくことができました。
なお、住宅取得者に対しての国からの補助金として「すまい給付金」・「グリーン住宅ポイント」の2つが、別途もらえる予定。
国からの補助金を合わせると、結果的には、かなり予算に近い金額になりそうです。
ちなみに、いつか住みたい海沿いの地の候補は、こちらに書いてます。
ウッドワンのキッチンとの出会い
このようにゆるく始まった私たちの家づくり。
右も左も分からず、とりあえず住宅雑誌やネットで好きな雰囲気の家を片っ端から切り取って、スクラップブックを作成。
スクラップブックを持って、工務店の設計士さんと打ち合わせをしたところ、
この雰囲気なら、ウッドワンなんて好きそうですね!
一度見て見られては?
ということで、行ったウッドワンのショールームで出会ったのが、
このウッドワンのキッチンでした。
・・・かわいい!!!
すごく、好き!!
キッチンの名前は、
無垢の木のキッチン「su:iji(スイージー)」。
使われている木の種類は、パイン材。
明るい茶色の本物の無垢の木が使われたキッチンです。
また、ショールームのこのキッチンが飾ってあるブースの床材は、
キッチンと同じくパイン材を使った、
「ピノアース」という名前の無垢フローリングでした。
裸足で歩くと気持ちよくて、
結構この床材は好きかもしれない!
私たち(というか、主に旦那さん)は元々、無垢の木の床材に興味がありました。
床材に使われる無垢の木には、木の種類で以下の2つに分けられます。
木の種類 | メリット | デメリット | |
広葉樹 | オーク ウォールナット チーク 等 | 固くて傷に強い | 高価 |
針葉樹 | 杉 ヒノキ パイン 等 | 柔らかく温かい | 傷がつきやすい 変形しやすい |
家でよく使われるのは広葉樹のオークやウォークナットですが、
旦那さんは柔らかく温かみのある針葉樹の床材に興味があり、杉やヒノキを調べていました。
そんな中で出会った、
この「ピノアース」のパイン材も、針葉樹のこと。
私と旦那さんの両方が一目で気に入ったということで、
ウッドワンの無垢の木のキッチンと無垢の床が主役の家
をテーマに、家を決めていくことにしました。
理想は、ウッドワンのスタイルブックに載っていたこの家!
内装は、この家を目指します!
画像引用:ウッドワン スタイルブック(2020年5月発行)
以前訪れた、淡路島のカフェ「こぞら荘」の雰囲気も大好き!
ウッドワンの無垢の木を使えば、こんな雰囲気にも近づきそうです。
家づくりのそれぞれの譲れないポイント
主役がウッドワンのキッチンと、パイン材の無垢フローリングと決まったので
さらに家づくりについて家族で話し合っていった結果、それぞれの譲れないポイントは、以下のように落ち着きました。
私の理想は、
- 明るく広いリビング
- 空の見える明るい窓
この2つは、できれば家にとり入れたい!
僕としては、デザインはあまり希望はなくて
- 予算でできる範囲で、家を快適にする主要な部分(温かさ・気密性・日射など)の性能は重視したい
これに尽きるかな。
ということで、この3つの要望を優先して、家づくりをすすめていくことにしました。
譲れないポイントを優先して家づくりをした結果
要望①:明るく広いリビングがほしい!
まず私の一つ目の要望、リビングの明るさと広さを確保するため、リビングを2階にすることにしました。
2階の間取りは、LDKと小上がりの畳スペース。
これらの仕切りをほとんどなくして、ワンフロアの広い空間にすることにしました。
結果として、81㎡(24坪)の家ながら、2階のLDKは21帖+小上がりの畳スペースは約3帖。
合計約24帖と、十分な広さになりました。
要望②:空の見える明るい窓がほしい!
続いて、私の要望の2つめの窓。
小上がりの畳スペースに、小さなバルコニーへつながる、
南向きの大きな窓(W2,600×H2,300)をつけることにしました。
さらに、天井を勾配天井にし、
床から268~300cmの箇所に、2つのFIX窓(W1,690×H370)を。
屋根や庇にも配慮しており、夏の直射日光は防ぎつつ、冬は日差しが入り込む予定です。
小上がりの畳スペースに座ると、空が見えて、いい感じです!
要望③:予算でできる範囲で、家を快適にする主要な部分(温かさ・気密性・日射など)の性能は重視したい
最後に、旦那さんの要望の、性能について。
まず窓は全て、YKKapの樹脂窓「AP330」にしました。
さらにドアは、気密性の高い、YKKapの高断熱玄関ドア「イノベストD50」に。
また、先ほど紹介した2階の南向きの大きな窓は、夏場の日差しを遮るため庇をつけていますが、
工務店提案のYKKapの「コンバイザーモダンスタイル庇」では、大きなサイズがなく、大窓の日差しを遮るには十分ではないということで、
アルフィンの庇 D700×W2700をつけることにしました。
画像引用:https://www.alfin.co.jp/products/ad2-2/
強度がしっかりあり、サイズが大きくなっても強い庇です。
価格はYKKapの庇より高くなってしまいました。
ですが、幅が薄くてシンプルで目立ちにくいので、大きくても家の外観もあまり邪魔しないのは、良いところでした。
さらに、家の気密計算もしてもらうことにしました。
私たちのお願いしている工務店は、とくに気密性の高い家を作る経験が豊富というわけではありません。
ですが、気密計算をすることにすれば、少しでも気密性を意識して丁寧に施工してくれるかなと考え、計算をお願いすることにしました。
大工さんにできるだけ気密を意識して施工してもらうことが、一番の目的でした。
なので、結果的に気密計算の結果が悪くても、それはそれで仕方ないと思っていました。
気密計算の結果は、C値=0.5。
C値の数値が小さくなれば小さくなるほど、気密性が高い家ということになり、C値が0.7ほどであれば、性能は十分良いそうです。
ちなみに、高気密の家を作るハウスメーカーとして有名なのが一条工務店。
一条工務店の気密性の目安は、C値=0.59とのことです。
よって、C値=0.5の我が家は、一条工務店の平均的な家に匹敵するレベルの気密性は、確保できてるということになります。
また、気密性の数値以上に、工務店の現場監督さんが
気密も重視したいとのことだったので、らすくさんの家、できるだけ腕のいい大工さんに入ってもらいました!
と、担当してもらう大工さんを、配慮してくださったとのこと。
実際、私たちの家の大工さんは、腕の良さそうな方で、
断熱材の入れ方や、床材や巾木の取り付け一つ見てもきれいで、いつ家の見学に行っても、とても丁寧に仕事をしてくれているように見えました。
なので、あながち、工務店の現場監督さんのリップサービスということでもなさそう。
良い大工さんが担当してくれたというだけでも、気密計算をすることにしてよかったです。
家が完成に近づいた今振り返っても、常に施工が丁寧だったので、良い大工さん・良い工務店の現場監督さんに出会えて、この工務店にお願いしてよかったと感じています。
なお、今依頼している工務店に決めた理由については、こちら。
まとめ
今回は、私たちの家づくりのテーマと、譲れないポイントについて、紹介しました。
まとめると、以下のとおりになりました。
テーマ:ウッドワンの無垢の木のキッチンと無垢の床が主役の家
前提条件
- 限られた土地をできるだけ有効に使うこと
- 予算は土地代抜きで2,700万(本体価格2,400万)(税込)
譲れないポイント:
- 明るく広いリビング
- 空の見える明るい窓
- 予算でできる範囲で、家を快適にする主要な部分(温かさ・気密性・日射など)の性能を重視
結果的には、予算の2,700万円はオーバーしましたが、+100万円以内に収めることができました。
でも、それ以外の条件や優先したい要望は、全て叶えられたのではないかなと思います!
以上、お読みくださりありがとうございました。