こんにちは、らすくです。
2021年に注文住宅を建てる!!
この目標で、現在注文住宅の建築を進めています。
注文住宅 地域密着の工務店に発注を依頼
構造:木造2階建ての一戸建て
2階リビング・2LDK・駐車場有
敷地面積:87㎡
延べ床面積:81㎡
場所:関西・住宅地
経緯:旦那さんの両親が生まれ故郷に引っ越し、リタイア生活を送ることに。空いた旦那さんの両親の古い家の土地で、新たに注文住宅を建てることになりました
今日は玄関ドアについて!
玄関ドア、とくにどれでもいいよね?
見た目重視で、かわいいのを選んでもいい??
いや、玄関ドアはとても重要!!
まずは僕に選ばせてくれ!
玄関ドアには、私はこだわりはなかったのですが、
旦那さん曰く、「玄関ドアは、家全体の断熱を左右する重要な要素のひとつ」とのこと。
結論から言うと、私たちは検討の結果、
YKKapの高断熱玄関ドア 「イノベスト D50」という玄関ドアを選ぶことにしました。
玄関ドアを選ぶ際のポイントは?
YKKapの玄関ドア、イノベストD50・D70、ヴェナートD30、どれを選ぶべき?
高断熱の玄関ドア、YKKapの他におすすめはある?
今日は、そんな疑問について、私たちの検討した内容や、
選んだ玄関ドアについて、紹介します。
- 玄関ドアについて検討中の方
- 高断熱玄関ドアの特徴について知りたい方
- YKKapの玄関ドア、イノベストD50・D70、ヴェナートD30の性能の違いを知りたい方
- GADELIUSの「スウェーデンドア」について知りたい方
- 私たちが選んだ、YKKapの高断熱玄関ドア、イノベストD50の仕様・価格について知りたい方
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高断熱玄関ドアとは?
玄関ドアを選ぶ際に、優先したこと
玄関ドアは選ばせてってことだったけど、こだわりがあるの??
家の気密性・断熱性をできれば高めたいと思っているのだけれど、そのためには窓だけでなく、玄関ドアも重要やねん。
だから、玄関ドアは、できれば断熱性能の高いものを選びたいと思っていて。
わかった!
じゃあ任せるから、好きなものを選んでいいよ!
旦那さんが家づくりで優先していることは、「家の気密性・断熱性」。
玄関ドアはその重要な要素ということで、私たちの玄関ドアは以下を最優先で考えることにしました。
- 断熱性能の高いもの
断熱のために、窓と玄関ドアは大事
家の断熱性を高めるためには、家の中の熱の出入りを抑える必要がありますが、熱が出入りしやすいのが、窓と玄関ドアなのだそうです。
YKKapのHPによると、
窓・ドアから熱が出入りする割合は、夏は全体の74%、冬は全体の52%にもなるとのこと。
画像引用:https://www.ykkap.co.jp/consumer/door_textbook/insulation/
確かに、家の中が温かくても、窓の側ってすごく寒いし、
冬は窓に結露したりするもんね。
なんとなく、窓から熱が出入りするのはイメージがつくかと思いますが、
玄関ドアも同じく熱が出入りするので、家の断熱性を高めるためには、断熱性能の高いものを使用したほうがよいとのこと。
ちなみに、私たちの窓は、YKKapの「AP330」にしました。
こちらも以下の特徴があり、断熱性をかなり重視した窓です。
- 樹脂窓(樹脂スペーサー仕様)
- 熱貫流率(U値):1.31 (たてすべり出し窓 + FIX連窓[16513サイズ]アルゴンガス入りの場合)
- Low-E複層ガラスで、熱の出入りを軽減
- 樹脂により、結露の発生を軽減
画像引用:https://www.ykkap.co.jp/info/pvc-windows/summary/
アルミよりも熱が伝わりにくい樹脂を使った窓で、
ガラスが2枚あることで、熱の出入りが遮断され、家の断熱性を高めてくれます。
熱貫流率は、窓の種類(引き違い窓か、すべり出し窓かなど)や、2枚のガラスの間に入っているのが空気かガスかでも変わります。
ちなみに、ガス入りの方が、熱貫流率は高くなります。
YKKapの高断熱ドア イノベスト
断熱性を重視した結果、選んだドアがこちら
ということで、選んだドアが
YKKapの高断熱玄関ドア イノベストです。
画像引用:https://www.ykkap.co.jp/products/door/innobest/
決め手は、以下の2つでした。
- 「業界トップクラスの断熱性能」を謳っていて、断熱性能をかなり重視したドアだったこと
- YKKapは、窓についても断熱性の高い商品を出しており、信頼がおけそうだったこと
イノベストD50・D70・ヴェナートD30の性能を比較
で、イノベストはいいとして、
D50とD70があるけど、どこが違うの?
一番の違いは、熱貫流率だよ
熱貫流率って???
熱貫流率とは、すごく簡単に言うと、以下のとおりです。
熱貫流率とは?
熱の伝えやすさを表す数値。「U値」で表される。
U値の数字が小さいほど、断熱性能が高いという意味になるよ!
ということで、YKKapの商品
- 高断熱ドア イノベストのD50
- 高断熱ドア イノベストのD70
- 同じくYKKapの断熱玄関ドア ヴェナート D30
の、熱貫流率などについて、違いを簡単に比較してみました。
※採光ガラスなしの玄関ドアで比較
D70 | D50 | D30(D2仕様) | |
材質 | 扉内外が天然木の仕上げ | 木(または樹脂)と金属の複合 | 木(または樹脂)と金属の複合 |
熱貫流率(U値) | 0.90 | 形材断熱枠 →1.22 扉樹脂複合枠 →0.95 | 1.94 |
ドアの厚さ | 82mm | 70mm | 42mm |
定価 | ¥765,000〜 | ¥420,000〜 | ¥270,000~ |
(情報源:YKKap InnoBestD70 D50 WEBカタログ2021.3/YKKap VenatoD30 WEBカタログ2021.2)
ちなみに参考として、
LIXILの出しているスタンダードな玄関ドア、「ジエスタ2」の熱貫流率(U値)は、1.79~2.91でした。
このように比較すると、熱貫流率が高いほど、ドアが分厚く、価格が上がることが分かります。
ちなみに、ドアが分厚くなるほど、ドアの重さも重くなります。
設計士さんによると、
家の気密性・断熱性を高めるために熱の出入りを遮断すると、空気が逃げなくなるため、必然的に玄関ドアは開けにくくなります。
なので、D70になると、ドアの開け閉めの際に結構ドアが重くなるので、子どもさんはちょっと大変かもしれません。
とのことでした。
D70、ドアの仕上げが天然の木なのは魅力的だけど、
結構、値段が上がるね・・・!
割引率があるとは言え、さすがに70万円超えは予算的に厳しいし、ドアが開けにく過ぎるようだと困る・・・。
D50でも断熱性能は十分高そうだから、D50にしよう!
ということで、
「イノベストD50(形材断熱枠)」を、候補にしました。
もう1つの候補、GADELIUS「スウェーデンドア」
YKKapの他に、
実は、もう1つ候補があって・・・
そのもう1つの候補が、
GADELIUS(ガデリウス)というメーカーの
木質系玄関ドア「スウェーデンドア」です。
画像引用:https://www.gadelius.com/products/low_energy_housing/01.html
ガデリウスという会社は、今回初めて知ったのですが、
スウェーデンの会社で、世界中の優れた工業製品や医療機器を日本に提供している会社とのこと。
このガデリウスが扱っている、玄関ドアです。
木質系玄関ドア「スウェーデンドア」の主な特徴は以下のとおり。
- 表面に天然木を使用
- 熱貫流率(U値):0.943
熱貫流率(U値)が0.943と、YKKapのD70にかなり近い数値です。
しかもD70と同じく、表面が天然の木の仕上げになっており、デザイン性も高いドアになっています。
画像引用:https://www.gadelius.com/products/low_energy_housing/01.html
この天然の木の風合い、すごく好き!
しかもお値段が、
こちらのドアで、定価552,000円とのこと。
(2015年GADELIUS「スウェーデンドア」カタログ参照)
イノベストD70に匹敵する性能で、定価ですとイノベストD50の価格ということになります。
(ただし、メーカーの割引率の有無により、最終的な価格には違いがある可能性があります。)
見た目がかっこよくて、性能も良くて、値段も高くないなんて、
これはスウェーデンドアで決まりじゃない!
そうなんだけど、
スウェーデンドアには、1つデメリットが・・・
すごく良さそうに見えるスウェーデンドアの、デメリット。
それは、
リモコンキーが対応していないこと
リモコンキーとは、鍵穴に鍵を差し込まなくても開けれる鍵で、
- 鍵を持った状態で、玄関ドアの開錠ボタンを押す
- リモコン状のカギで、リモコン操作で開錠する
- カード状のカギを、ホテルのルームキーのように、開錠部分にかざす
- シール状のカギを、好きな物に貼って、その物を開錠部分にかざす
など、色んなスタイルがあります。
自動車のリモコンキーみたいなイメージです。
YKKapのドアは、リモコンキーをつけることができます。
開錠ボタンを押したりカギをかざすだけで、玄関ドアが開くのは、とても楽だし便利そう。
また、子どもがいるので、将来、シールキーを持ち物に貼って持ち歩かせるのがいいかなと思っており、
できればリモコンキーは付けたいと思っていました。
断熱性能の高さとデザインをとるか、
リモコンキーの便利さをとるか…
うーん…。
この2つでかなり迷ったのですが、
最終的には、リモコンキーの便利さもある方がいいということで、
YKKapの高断熱ドア イノベストD50(形材断熱枠)を選ぶことにしました。
さよなら、スウェーデンドア。
短い夢を、ありがとう。
YKKapの高断熱ドア イノベストD50を採用
ドアのデザインを選ぶ!
よし!じゃあD50ということで!
デザインは選んでもいい??
いやいや、ちょっと待って!
断熱性は、ガラス窓の有無にも影響するねん。
だから採光窓がないデザインのやつにしてくれ!
先ほどから何度も言っている、熱貫流率(U値)。
ドアに採光窓があるかないかでも、変わってくるそうです。
確かに、窓の部分から熱が逃げるって、ずっと言ってたもんね。
同じイノベストD50でも、採光窓ありのドアと、採光窓なしのドアで、熱貫流率(U値)はこれくらい違うそう。
イノベストD50 形材断熱枠(片開き)の場合:
採光窓なし | 採光窓あり | |
熱貫流率 (U値) | 1.22 | 1.55 |
(情報源:YKKap InnoBestD70 D50 WEBカタログ2021.3)
ほんの少しの違いには見えるけど、確かに違うね~
なので、イノベストD50の502・503のデザインも良かったのですが
私たちは、こちらのイノベストD50の102にすることにしました。
画像引用:https://www.ykkap.co.jp/products/door/innobest/variation/lineup.html
ガデリウスを見ていて、シンプルなドアも結構いいな~と思っていたので、
デザイン的に、これはこれでOK!
また色は、D50の場合、以下の12色から選ぶことができます。
画像引用:https://www.ykkap.co.jp/products/door/innobest/variation/
私たちは、キャラメルチークにしました。
実際につけてもらったドアがこちら。
まだ表面は保護シートで保護されているので、あまり見えませんが、
明るめの、ナチュラルな印象の茶色でした。
ちなみに、外壁はサイディングで、以下を選んでいます。
キャラメルチークの色は、外壁の色にも合っていて、イメージどおりでした。
私たちの家は、正面玄関から2階のバルコニーが見える間取りなので、
バルコニーの柵の色も、ドアの色に合わせてもらうことにしました。
もちろん鍵は、リモコンキー。
YKKapのリモコンキーは「スマートコントロールキー」という名前で、
以下の2種類があります。
- ポケットKey
- ピタットKey
ポケットKeyは、リモコン状のカギ+カードキーやシールキー、
ピタットKeyは、カードキーやシールキーのみで、
価格的には、リモコンがついている分、ポケットKeyの方が高くなります。
迷った結果、リモコンはなしで、ピタットKeyにすることにしました。
スマートコントロールキーのうれしい機能として、
もし鍵をなくしてしまった場合、紛失したキーの情報を削除して、その鍵だけ使用不可能にすることができることがあります。
子どもに鍵を持たせて、もし失くしてしまった場合も、
情報を削除すればその鍵は使えなくなるので、結構安心なポイントでした
なお、こちらの玄関ドアは、内側はマグネットがくっつきます。
私の家では、towerのマグネットキーフックをつけて使うことにしました。
(追記)実際に家が完成後につけてみました。
自転車のキー・屋外倉庫のキーなどをかけており、宅配便受け取り用のハンコも置けます。シンプルで便利です。
D50のトータル価格は?
最終的なイノベストD50のトータル価格は、以下のとおり。
イノベストD50(形材断熱枠)
定価: 474,000円(税込み)
値引き率:私たちの場合、約60%
→購入価格:約19万円
主な仕様:
片開きドア
デザインと色:102 キャラメルチーク
鍵:ピタットKey
YKKapの値引き率は結構大きかったので、
GADELIUS(ガデリウス)に値引き率があるか分かりませんが、実際には結構価格に差がありそうです。
まとめ
今回は、YKKapの高断熱玄関ドア「イノベストD50」について、
選んだ理由や仕様・価格、
イノベストD50・D70、ヴェナートD30との比較、
もう1つの候補GADELIUS「スウェーデンドア」との悩んだ結果について、紹介しました。
玄関ドアはどれも同じと思っていましたが、実は性能にもいろいろ違いがあり、家の断熱性を高めるためには重要な要素ということが分かりました。
今回選んだ、「イノベストD50」の102 キャラメルチーク色。
ドアの重さが、実際使ってみてどのくらい重く感じるかは、少し気になるところですが、
機能性がありつつ、デザイン的にもシンプルながらナチュラルな印象で、家の雰囲気にも馴染む玄関ドアになりそうです。
以上、お読みくださりありがとうございました。