こんにちは、らすくです。
2021年に注文住宅を建てる!!
この目標で、現在注文住宅の設計を進めています。
注文住宅 地域密着の工務店に発注を依頼
構造:木造2階建ての一戸建て
2階リビング・2LDK・駐車場有
敷地面積:87㎡
延べ床面積:81㎡
場所:関西・住宅地
私たちは、旦那さんの両親の引っ越しに伴い、旦那さんの両親の住んでいた古い家を壊して、その土地に新たに家を建てさせてもらう予定です。
工務店さんと打ち合わせに打ち合わせを重ね、ようやく、2021年1月より工事開始!
工事の流れとしては、古い家を解体・撤去→地盤調査→新しい家の新築工事の予定で、現在、古い家の解体作業が進んでいます。が。
さっそくトラブル発生・・!
今日は発生したトラブルについて紹介します。
- 注文住宅を建てる際に発生したトラブル事例について知りたい方
- 家の建て替えや、中古住宅を解体して新たに家を建てようと思っている方
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トラブルの状況
はじまりは工務店さんからの一本の電話から。
解体工事をしていたところ、水道管が変な場所にあることが分かりました。
作業中に水道管を少し傷をつけてしまい、すでに修繕はできましたが、そのことでお話しがあるので、相談できますか?
とりあえず、すぐ現場むかいます!
そもそも、旦那さんの両親の家のある土地(私たちの新しい家の建つ土地)は、メイン道路から一本入った私道沿いに位置しており、2軒の家が隣接して建っています。
図にするとこんなかんじ。
この私道に建つ3軒で水道も分け合って使用しています。
ですが、今回、水道管を傷つけてしまったとのこと・・!
私たちの家は現在解体中なので、修繕できたのであればそれでいいのですが、近隣住民へ迷惑がかかる可能性も。
またなにより「水道管が変な場所にある」ということが気になります。
とにかく、旦那さんと一緒に作業現場へ向かいました。
水道管の位置がおかしい
現場で確認したところ、水道管を傷つけてしまったことにより、隣家も含めた3軒分の水が一時的に止まってしまったよう。
ですが、工事現場の方々が修繕後すぐに隣家に謝りに行ってくれたところ、水が止まったタイミングには水道を使っておらず、迷惑はかかっていなかったようでした。
とりあえず、よかった・・・
また気になる「水道管が変な場所にある」については、以下の通りでした。
現在はメインの大きな水道管から分岐した水道管で、3軒の家の水を供給している。
しかし、その分岐した水道管が、本来なら私道の下に通っているべきなのに、なぜか途中までうちの敷地の下を通っている。
図にするとこんなかんじ。
このことによる問題点は以下になります。
- 水道管の破損や水漏れが生じた場合、地面を掘り返して水道工事をすることになるが、水道管が私たちの家の敷地の下にある場合、私たちの家を壊して地面を掘り返すことになる可能性がある。
- 分岐の水道管を私道の下に移し替える場合、工事の費用を市が負担してくれるかはわからず、負担してくれない場合は、個人で負担しなければならなくなる。
またこのトラブルとは別で、もともと水道管について問題点があり、以下のとおり対応する予定でした。
- 分岐した水道管で3軒の家の水を使っているが、分岐の水道管の水圧的には2軒分になっており、3軒で使うには負担が大きい。
- よって、今回の建て直しを機に、私たちの水道管は分岐した水道管ではなくメインの大きな水道管から新たに引き直すことにする。
つまり、分岐した水道管を私たちは使用せず、新たに水道管を引き直す予定でした。
よって、分岐した水道管は隣家2軒が使用することになるので、私道に移すのであれば、使用者である隣家2軒に費用を負担してもらうことが妥当、ということになります。
こう対応することにしました
このような状況だったので、隣家の人に集まってもらって、工務店さん・旦那さんとみんなでどう対応するか相談することに。
結果としては以下の通り対応することにしました。
- 分岐した水道管を私道に移すことはせず、私たちの敷地の下を通したままにする。ただし可能な限り私道寄りに位置を移す。
- 今後、分岐の水道管にトラブルが生じた場合は、隣家で対応してもらう。
- 今回決めたことを記録し、隣家と署名した合意書を作成し、お互いに持っておく。
分岐した水道管が通っているのは、私たちの新しい家の間取りに当てはめると駐車場と玄関ポーチの位置のよう。
よって、もし分岐した水道管が壊れた場合は、私たちの駐車場・玄関を壊して工事することになってしまいます。
ですが一方で、私道に移す場合は費用を誰が負担するのか(使用者である隣家が費用を負担してくれるのか)、金銭的にもめる可能性が。
結果的には、分岐した水道管を私道に移す工事はせず、私たちの敷地の下を通したままにすることにし、水道管の位置だけ可能な限り私道に寄せてもらうことにしました。
もし分岐した水道管が家の基礎の下を通っていた場合は、水道管の修理のために家を壊すわけにもいかず、必ず私道に移さなければならなかったので、駐車場の下でまだよかった・・!
また後々水道トラブルが発生した際に、経緯が分からないとご近所トラブルになる可能性も考えられるので、今回決めたことを記録して隣家と署名した合意書を作成し、お互いに持っておくことにしました。
水道トラブルが発生したときに、家の所有者が変わっている可能性もあります。
その時に変にもめないように、記録や文章は残しておいたほうがいいと思います・・!
「言った言わない」でもめるのが一番怖い!
なぜ発生したのか?
しかし、なぜ水道管が路地の下ではなく、家の敷地の下を走っていたのか?
この家はもともと旦那さんの両親が住んでいましたが、昭和40年代に築で、旦那さん両親も中古で購入したため、家を建てたのはその前の持ち主になり、経緯はわかりませんでした。
また、隣家も似たような状況のため建てた当初のことは知らず、当時の不動産屋さんもすでに無くなっており、真相はわかりませんでした。
予想としては、昔は1軒だった土地を3軒に分けたようなので、1軒だったときに使っていた水道管を、3軒に分けたときも位置を動かさなかったのでは?
ですが、昔の話なので、結局のところは誰にもわかりませんでした・・
まとめ
今回の水道管のトラブルは以下の通りでした。
現在はメインの大きな水道管から分岐した水道管で、3軒の家の水を供給している。
しかし、その分岐した水道管が、本来なら私道の下に通っているべきなのに、なぜか途中までうちの敷地の下を通っている。
また結果、以下のとおり対応することにしました。
- 分岐した水道管を私道に移すことはせず、私たちの敷地の下を通したままにする。ただし可能な限り私道寄りに位置を移す。
- 今後、分岐の水道管にトラブルが生じた場合は、隣家で対応してもらう。
- 今回決めたことを記録し、隣家と署名した合意書を作成し、お互いに持っておく。
今回はなんとかスムーズに話が収まりましたが、近隣ともめる可能性も十分あり得る。
今後も何か起きた際は、その都度最善の策を考えて、対応して行こうと思います。
以上ここまでお読みくださりありがとうございました。