皆さんが付けてよかったオプション、ベスト3が知りたいです。よろしくお願いします。
(ペンネーム:よごろうさんからの質問)
家づくり相談室「コタエル」に寄せられた質問がおもしろかったので、回答メンバーではないながら、便乗して「つけてよかったオプション」、この質問に答えてみようと思います。
結論から言うと、以下の3つになります。
- フロントオープン食洗機
- タッチレス水栓
- スマートコントロールキー
なお、私は2021年6月に工務店で注文住宅を建てており、住んでもうすぐ1年になります。
工務店で建てたので、基本的に「標準仕様」というものがなく、なので厳密に言うと「オプション」というものもありません。
よって、今回は、とくにつけてもつけなくても構わない設備で、ハウスメーカーで建てる場合オプションになりがちだけど、実際に1年間住んでみた結果、結構良くて、過去の自分に会えたら「それ絶対つけた方がいいよ!」って伝えたい、おすすめ3つを紹介することにします。
注文住宅は選ぶものが多く、どの設備を採用するかかなり悩むと思いますが、この記事を読んでくださった方が後悔のない家づくりができるよう、少しでも参考になりましたら幸いです。
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つけてよかったおすすめオプションベスト3
1.フロントオープン食洗機
食洗機が便利なのは言わずもがなですが、フロントオープンの食洗機は、本当に便利です。
なぜなら、シンプルですが、圧倒的に食器が入れやすい・取り出しやすいからです。
私の家のキッチンはウッドワンのsu:iji(スイージー)というキッチンで、食洗機はAEGのフロントオープンモデル45cmのものにしました。
このとおり上下2段になっていて、扉を開けるとがばっと開くので、下に皿、上にコップなどを、さほどかがむことなく、ぽいぽい適当に放り込むことができます。
また上下の棚は簡単に動かせれるので、下の棚に食器を入れるときは、上の棚はしまっておくこともできて、より入れやすいです。
また、フロントオープン食洗機は、大きさ的にも十分です。
AEGの食洗機は、45cmと60cmがあり、私の家の食洗機は小さい方(45cm)ですが、それでも家族3人(大人2人、幼児1人)の朝・昼・晩の食器をまとめていれて、1回の稼働で済んでいます。
さらに、そもそも食洗機の良いところとして、以下もあります。
- 時短になる(全て手洗いの時と比べて、食器洗いの時間は半分以下に)
- 料理中に使った調理器具の片づけも楽(使用後、水で流してそのまま食洗機に入れればOK)
- 複数人の来客時にも楽(たくさん食器を使っても、食洗機に放り込んでまわしちゃえば片付け完了)
もはやなくてはならない、神的な存在になっています。
なお、食洗機のデメリットとしては、食洗機に対応していない食器は洗えないことがあげられます。
具体的には、以下は食洗機で洗うことが難しい場合が多いです。
- 木の食器や箸(塗装が剥げる)
- プラスチックの容器(高温で変形・白く変色)
- 鍋(酸化・錆びる・変色)
- 薄い食器(割れる可能性) など
私は、普段よく使う食器やカトラリーは、食洗機に合わせて買い換えました。
とくに以下の箸・菜箸・汁物用のお椀は、実際に購入してほぼ毎日使っているものですが、使い勝手はとくに変わらず食器洗いだけが不要になったかんじで、買い換えてよかったと思っています。
2.タッチレス水栓
タッチレス水栓も、毎日つけてよかったと感じています。
なぜなら当たり前ですが、手が汚れた状態で水栓の蛇口を触らなくて済むからで、これがほんとにストレスフリーです。
私の家では、LIXILのナビッシュのタッチレス水栓を採用しました。(定価:128,000円、工務店での値引き後の購入価格:92,160円)
日々の料理において、水を使うシーンはとても多く、両手がふさがったまま・物を持ったままでも水が出せるのは楽です。
また、私はとくに手を洗いたい派のようで、料理中に結構頻繁に手を洗います。
例えば、「肉を切る→蛇口を触って水を出す→手を洗う→蛇口を軽く流す→拭く」という行動を繰り返していたので、手間が減りました。いろいろと気になりがちな人には、おすすめです。
ただ、これは水をよく使う・手をよく洗いたい派の意見なので、あまり気にならない人にとっては、タッチレス水栓はなくてもさほど問題ないかも知れません。
夫は、なくてもあまり気にならないような様子でした。
3.スマートコントロールキー
3つめは、スマートコントロールキー。
こちらも、毎日玄関を開け閉めするたびに、便利だと感じだと思います。
ほんの些細なことですが、「鍵を出して、鍵穴に入れて」という手間が省略されるのは、思った以上に楽です。
私の家では、YKKapのスマートコントロールキーのピタットキー(カードキー/シールキータイプ)を採用しました。(定価:474,000円、工務店での値引き後の購入価格:284,400円でした。)
カードキーは、クレジットカードと変わらないサイズで、財布やカード入れ・キーケース・スマホケースに入れて持ち運べます。
シールキーは直径8mmほどの丸いシールで、いろんな物に張り付けて使うことができます。
どちらも一般的な鍵と比較して、圧倒的に持ち運びは楽です。
また、 カードキー/シールキーを紛失した場合は、紛失したキーの情報を消去して、使用不可にすることができることも、良い点だと感じています。
なお、YKKapのスマートコントロールキーの種類は、以下の3つです。
ピタットキー | ICチップが内蔵されたカードキー/シールキーを、玄関ドアのハンドルに近づけて、施錠・解錠が可能。 |
ポケットキー | キーを携帯していれば、 玄関ドアのハンドルのボタンを押すだけで、施錠・解錠が可能。 |
顔認証キー | キーを携帯していれば、玄関ドアの前に立つだけで、施錠・解錠が可能。 |
私の家では、値段も考え、3種類の中で最も安いピタットキーを採用しました。
ですが、住んでみると、カードキーを出すのすら手間に感じるようになってきたので、ボタンを押すだけで鍵が開くポケットキーにお金を出す価値はあったのかもな、と思っています。
なお、玄関ドア選びについては、こちらにも書いています。
使う頻度が高く・楽になる設備は、満足度が高い
以上、つけてよかったおすすめオプションベスト3は、以下でした。
- フロントオープン食洗機
- タッチレス水栓
- スマートコントロールキー
なお、この3つが私にとってとくに満足度が高いという結果になった要因を考えてみると、以下の2点が大きいと思います。
- 使用頻度が非常に高い(ほぼ毎日使う)
- 日常の面倒が減る・楽になる
家づくりにおいて、採用したい設備はたくさんあると思いますが、オプションで設備を追加するかどうか迷った際は、「使用頻度が高いもの」「日常が楽になるもの」を要素のひとつとして考えてみると、満足度が高くなるかもしれません。
以上、参考になりましたらうれしいです。