こんにちは、らすくです。
2021年に注文住宅を建てる!!
この目標で、現在注文住宅の設計を進めています。
今日は私たちが建売ではなく、注文住宅で家を建てることに決めた理由について書きたいと思います。
- 注文住宅のメリット・デメリットが知りたい方
- 建売と注文住宅で迷っている方
- 家を建てようと思っている方
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注文住宅・こんな人におすすめ
- 家にこだわりがあり、費用がかかっても気に入った家に住みたい人
- 家にお金をかける金銭的余裕がある人
- 家を設計したり考えたりする時間がある人
- すでに土地がある人
結論から言うと、注文住宅はとにかく時間とお金がかかります!
正直、家にあまりこだわりのない人、家を考える時間がない人は、建売のほうが圧倒的に「楽!!」です。
なんなら家にこだわりがない人は、賃貸のほうが部屋を選ぶだけなので、楽なうえにすぐ住み替えもできて合理的だと思います。
ですが、注文住宅はとにかくたのしい。
注文住宅なら、間取りから壁、キッチン、、トイレまで、ぜ~んぶ自分の好きなものを選んで、自分なりにカスタマイズし、こだわりを詰め込むことができます。
家にこだわりがあり、自分で決めていくことをたのしいと思える方にとっては、注文住宅は非常にたのしいと思います。
私は「3,000万円のあそび」だと思っています。
実は、私たちは「賃貸で全然OK!」のどちらかと言えば賃貸派でした。
ですが、旦那さんの両親がリタイアして生まれ育った田舎へ引っ越しすることになり、それまで住んでいた古い家・土地を使わせてもらえることに。
最初は今建っている古い家を大幅リフォームする予定でしたが、設計の途中で家の基礎に問題があるため、建て替えた方が合理的だと判明・・・。結果的に、古い家は壊して、新築で注文住宅を建てることにしました。
このことについてはまたおいおい書きたいと思います。
私たちの場合は、土地があったからという理由で、家を建てることにしました。
注文住宅のメリット
注文住宅のメリットは以下の3点。
- 自分のこだわりやライフスタイルに合わせて間取りを決めることができる
- 自分の置きたい家具に合わせた配置にできる
- お金をかけたいところ・かけたくないところを自由に決めることができる
自分のこだわりやライフスタイルに合わせて間取りを決めることができる
注文住宅の一番のメリットはやはりこれですね。
自分はどんな家族構成なのか、どの部屋がほしいのか、家の中でなにを重視したいのか、注文住宅ならこれを叶えることができます。
例えば私たちの場合は、現在、私(らすく)+旦那さん(さかなさん)+0歳児赤ちゃん(きゅう)の3人家族です。
今のところ2人目を産む予定はなく、子どもは1人でいいかなと思っています。なので3人で暮らせる間取りを考えることにし、居室は主寝室と子ども部屋の2つだけの「2LDK」の間取りにしました。
また、旦那さんの趣味は釣りと音楽、私の趣味は本と旅行。
その趣味ができるよう、旦那さんの釣り道具をしまうためのスペースとして「屋外倉庫」、釣りのために車が必要なので「駐車場」、釣り道具を洗うための「散水栓」は用意することにしました。
また音楽のために、「ギターとアンプを置くスペース」、「こだわりの音響やスピーカーを置くスペース」は確保することにしました。
さらに、私の趣味のために、紙媒体の本を置くための「大容量の本棚」も設置することにしました。
他にも、音楽が趣味の方なら防音室(うちはスペース的に諦めました)やピアノスペースがほしいとか、PCをスペースを広くとりたいなど、それぞれのこだわりに合わせた間取りにできるのが、注文住宅の最大のメリットだと思います。
自分の置きたい家具にあわせた配置にできる
ここにパソコンを置きたい、ここに空気清浄機を置きたい、そのためにはここにコンセントがあったらいいのに・・と思ったことはないですか?
注文住宅なら、コンセントや照明・窓の位置も自分で決定できるので、自分の置きたい家具に合わせた配置にすることができます。
よって、あらかじめ使いたい家具や家電、設備などがある場合は、それに合わせた配置で家を作ることができます。
私たちの場合は、子どもが小さい間は動き回れるように、ダイニングに「ソファダイニングテーブル」を置いて、リビングにはソファを置かない生活にしたいと考えました。
このため、置きたいソファダイニングテーブルをまず決めて、それに合わせて、リビング・ダイニングの配置、テレビの位置、テレビ線の位置、照明の位置、コンセントの位置を決めました。
お金をかけたいところ・かけたくないところを自由に決めることができる
お風呂にはお金をかけたい、断熱にはお金をかけたい、床材、天井、壁の材質やグレードは何にするのか、窓はいくつつけるのかなど、注文住宅は全てを決めることができます。
よって、自分は何を重視し、どこはグレードを抑えてもいいのかを考えて、自分なりのバランスをとることができます。
私たちの場合、旦那さんは「気密・断熱」を重視していたため、ドアや窓は気密性の高いものにアップグレードしました。
また、私のこだわりは「無垢材を使ったナチュラルな家にしたい!」ということ。
よって、床材は重視して、無垢のパイン材にすることにしました。また、キッチンも「ウッドワンのsu:iji(スイージー)」という、本物のパイン材を使ったキッチンが気に入ったので、そこにはお金をかけることにしました。
一方で外壁や屋根にはこだわりすぎず、外壁はモルタル塗りはやめてサイディング、内壁も漆喰や珪藻土もありましたが普通のビニールクロス、屋根は瓦ではなくガルバリウム鋼板にしました。
このようにこだわり部分にはお金をかけ、こだわりのない部分はグレードを下げて、自分の納得いくようなバランスに調整しました。
もちろん建売住宅でも、オプションでグレードを選択することはできると思いますが、注文住宅なら、その業者で発注可能なものならなんでも選ぶことのできます。この自由度の高さは、注文住宅の大きなメリットになります。
注文住宅のデメリット
注文住宅のデメリットは以下の3点。
- とにかく決めることが多い
- お金が結構かかる
- 時間がとにかくかかる
とにかく決めることが多い
だって、家の間取り、屋根の素材、窓の数や大きさ設置位置の高さ、壁紙の種類、巾木の色までぜ~~~んぶ決めなければなりません。
自由度が高いことは注文住宅の最大のメリットですが、一方でコンセント1つの位置すら決めなければならないので、とにかく大変です。
もちろんある程度はプロの設計士さんやハウスメーカーさんが提案してくれるのでお任せもできますが、自分のこだわりが強ければ強いほど、決めることは多くなると覚悟する必要があります。
お金が結構かかる
うちの場合は、現時点で、注文住宅のトータル費用は2,700万円前後になる見込みです。土地代抜きで。
ここに新しく購入する家具やエアコン設備代がかかるので、さらに+100万円ほどはかかることになりそうです。
2,700万円ということは、家の売却益などを考えない場合、月15万円の家賃の賃貸の家でも2,700÷15=約168か月。つまり14年間は住むことが可能となります。
関西だと月15万円もあれば賃貸の場合、駐車場代込みでも結構いい家に住むことができます。しかも修繕費も大家さんが負担してくれる場合もある。そう考えると、金銭的には決して持ち家がお得とは言えません。
また建売の場合、ある程度決まったもののパッケージ売りでコストが抑えられるので、注文住宅よりも安く抑えられるでしょう。
よって、安くお得にと考えるのであれば、建売や、賃貸も視野に入れたほうがよいと思います。
時間がとにかくかかる
私たちの場合、打ち合わせを始めたのが2020年の1月。そこからまる1年打ち合わせをして、ようやく2021年1月に工事開始となりました。
なお、私たちの場合は、最初はリフォーム予定だところを途中から新築に変更したこと、コロナの感染拡大により打ち合わせやショールーム見学が一時全てストップしたことで、普通以上に時間がかかってしまいました。
ですがそうでなくても、少なくとも半年以上は打ち合わせに時間がかかると思いますし、納得の家のためにはそれくらいは時間をかけたほうがいいと思います。
また打ち合わせ以外の時間も、家で見積もりを確認したり、カタログを見て製品を選んだり、間取りやインテリアについて工夫できないか調べたりと、暇さえあれば図面を見て、カタログの製品の口コミ調べて、かなりの時間を費やしました。
納得の家にしたいと思うのであれば、かなりの時間を捧げることになると覚悟しましょう。
結論:それでも注文住宅はたのしい
注文住宅のメリット・デメリットは以下のとおりでした。
注文住宅のメリット
- 自分のこだわりやライフスタイルに合わせて間取りを決めることができる自分のこだわりやライフスタイルに合わせて間取りを決めることができる
- 自分の置きたい家具に合わせた配置にできる
- お金をかけたいところ・かけたくないところを自由に決めることができる
注文住宅のデメリット
- とにかく決めることが多い
- お金が結構かかる
- 時間がとにかくかかる
注文住宅を作るには、お金も時間もかかります。
ですが一方で、自分で考え・工夫した自分の好みの家が、実際に形になっていくのは楽しくて、費やしたお金や時間以上の価値はあるな~と思っています。
完成がたのしみです!
以上、お読みくださりありがとうございました。